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天空の王国

 02,2014 22:10

さて、私たちが中央ブムタンに到着したのは夜も訪れようとしている頃だった。

昼食は、ブータン流ドライブインでとったのだが、その際偶然に協力隊メンバーに居合わせた。
東西を貫く幹線道路が一本といえるブータンならではだ。みな、ローカル飯をほおばり、さながらブータン人トラック運転手のようだ。環境は人を逞しくもするものだ。

そこで、同行のシニアボランティアのGさんをみんなに紹介し、ブムタンで夕食を共にすることになった。

Gさんは物腰が柔らかくとてもフレンドリーで、偉そぶらないとても素敵な紳士だ。

そんなわけで、夜、新しく出来たというレストランで集合し、
協力隊メンバーともすぐにうちとけ、和気あいあいとした会食となった。

そして夜もふけ、私たちは宿にもどり、また明日にむけて早めに就寝した。
ブムタン名産のブカリという薪ストーブのじんわりとした火が眠気を誘うのを程よく助けてくれる。

翌日、車のフロントガラスも霜で凍る、凍てついた朝を迎える。ここブムタンは標高3000mを超え、人が住む地域としてはブータンのなかでも高い場所に位置する。稲作は出来ず、そばなどを栽培し、酪農や養蜂が行わている。また、ヤタという毛織物が特産で幹線道路沿いにもお土産物屋が数件ある。
私がここを通るのはもう、十数回目になるが、年々観光客向けの新しいデザインの鞄や敷物、ジャケットなどが開発されているようだ。
今回は、気に入ったハンドバッグをひとつだけ手に入れた。とても気に入っている。

さて、
早朝、出発した私たちはさらに東部、モンガル県へと向かう。

ブータンでは東へ進めば進む程、道の状態の凸凹が激しくなり、狭さが目立つようになる。

ここで自信を持って言えることがひとつある。

『ブータンでは自分の運転で東へ行くことは到底出来ない』

何でもないような顔をしてすらすらと運転が出来るブータン人はそれだけですごいと思わされるほどの道なのだ。

まあ、私の場合、AT車限定の免許証であり、ゴールド免許証取得者(もちろんペーパードライバーであるがため)
であるからして、だれからも運転は期待はされていないだろう。自信満々に言うことではないな。

というわけで、そんな風に思いながらも、ドライバーにしっかり運転してもらうため、いろいろな話題を持ちかけたり、車内を盛り上げるのに工夫する。そうそう、ブムタン名産のチュゴというチーズはブータン風チューイングガムだ。眠気を飛ばすのにうってつけの旅のお供である。

さて、ブムタンを出発し4時間程経った頃、到着したのはトゥムシンラという峠。

ブータンでは、山を神聖なものとするためトンネルは掘らない(水力発電所のために最近掘られたといううわさもあるが)。東西を移動するにもいくつかの峠を上がったり下がったりしながら、のんびりと移動するのが常だ。

そして、峠にはいつも仏塔が建てられており、人々の信仰を集める場所でもある。

ここ、トゥムシンラもそう。

昨日に続き、ここでも宇宙の色が透けて見える程の蒼い空とブータンヒマラヤが私たちを出迎えてくれた。



風になびく『ルンタ』 ルンとは風を意味し、タは馬を意味する。五色の旗には経文と馬が描かれている。駆け抜ける風が俊速で走る馬の背に乗せるよう様に祈りを天へと届けてくれる。


_DSF0348.jpg

その光景そのものがただ、美しい。

Camarco2014BHUTAN&JAPAN
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